認知症疾患医療センター
2024年4月1日掲載
事業目的
平成24年4月から北陸病院内に認知症疾患医療センター(地域型)を開設しました。
当センターでは、認知症が疑われるご本人やご家族、関係機関などからのご相談をお受けして鑑別診断を行い、周辺症状に対して適切な医療を提供し、対応の助言などを行います。また、保健医療・介護機関などと連携を図りながら研修会や情報発信を行い、地域の認知症疾患の保険・医療・介護サービスの向上を図ることを目的としています。
当センターでは、認知症が疑われるご本人やご家族、関係機関などからのご相談をお受けして鑑別診断を行い、周辺症状に対して適切な医療を提供し、対応の助言などを行います。また、保健医療・介護機関などと連携を図りながら研修会や情報発信を行い、地域の認知症疾患の保険・医療・介護サービスの向上を図ることを目的としています。
事業内容
1)救急・急性期対応を行います。
(空床の確保による休日、夜間の対応)
2)専門医療相談を行います。
(初診前医療相談、情報収集・提供、関係機関との連絡調整)
3)鑑別診断とそれに基づく初期対応を行います。
(初期診断、鑑別診断、治療方針の選定、入院先紹介)
4)周辺症状・合併症への急性期対応を行います。
(周辺症状の急性期入院医療を要する方⇒当院認知症治療病棟への入院)
(合併症の急性期入院医療を要する方⇒連携医療機関の空床情報の把握及び紹介)
5)認知症に関する知識の向上を図るための研修を行います。
6)認知症医療に関する情報発信を行います。
(空床の確保による休日、夜間の対応)
2)専門医療相談を行います。
(初診前医療相談、情報収集・提供、関係機関との連絡調整)
3)鑑別診断とそれに基づく初期対応を行います。
(初期診断、鑑別診断、治療方針の選定、入院先紹介)
4)周辺症状・合併症への急性期対応を行います。
(周辺症状の急性期入院医療を要する方⇒当院認知症治療病棟への入院)
(合併症の急性期入院医療を要する方⇒連携医療機関の空床情報の把握及び紹介)
5)認知症に関する知識の向上を図るための研修を行います。
6)認知症医療に関する情報発信を行います。
認知症の初期症状
もの忘れには、正常加齢によるものと病的認知症の初期段階とがあります。下記のような症状があった場合は、ご相談ください。
- 物の名前が思い出せない
- しまい忘れや置き忘れがある
- 財布などの大事なものを失くすようになった
- 時間や場所の感覚が不確かになってきた
- 何度も同じことを言ったり、尋ねたりする
- 慣れている場所で道に迷った
- 薬の管理ができなくなった
- 以前好きだったことや趣味に対しての興味が薄れた
- 鍋をこがす、水道の閉め忘れが目立つようになった
- 以前より怒りっぽくなった
- 財布を盗まれたと騒ぐことがある
- 映画やドラマを理解できない
認知症の原因
認知症の原因にもいろいろあるため注意が必要です。
アルツハイマー病 | 血管性認知症 | レヴィー小体型認知症 |
前頭側頭型認知症(ピック病) | 脱水 | ビタミン欠乏 |
甲状腺機能低下症 | 感染 正常圧水頭症 脳腫瘍 |
専門医療相談について
認知症に関することで気になることがあれば、まずはご相談ください。
精神保健福祉士等がご相談に応じます。
精神保健福祉士等がご相談に応じます。
- 専門医の診察(予約制)の日程調整などを行います。
- 関係機関等と連携を持ちながら適切なサービスの紹介などを行います。
受診に際してのお願い
- 受診の際は、保険証、各種医療受給者証、紹介状(紹介医療機関がある場合)をご提示ください。
- 受診時は、患者様のことをよくご存じの介護者の方と一緒に来院してください。
- 3ヶ月以内にCTやMRI(頭部)などの検査を受けられたことのある方は、その結果や写真等をお持ちください。
鑑別診断について
- 専門医が診察を行います。
- 問診、認知機能検査、各種画像検査(MRI、SPECT、PETなど)、血液検査、脳波検査などを行い、認知症かどうか、また認知症ならどういったタイプの認知症かを診断し、適切な初期治療計画を行います。
- 認知症の行動・心理症状(BPSD)や身体合併症は、当院で対応できない場合は、協力病院へ随時加療をお願いしております。
担当スタッフ
〇医師
〇臨床心理士
氏名 | 吉田 光宏 | |
職名 | 院長、センター長 | |
専門 | 認知症、パーキンソン病などの運動障害 | |
資格 | 日本神経学会専門医、日本認知症学会専門医、 日本内科学会認定内科医、医学博士(金沢大学) |
|
著書 | ・認知症テキストブック(中外医学社) ・認知症疾患治療ガイドライン2010(医学書院) ・Imaging the Aging Brain(Oxford University Press) ・認知症ハンドブック(医学書院) いずれも共著。 |
|
医療に対する理念・方針 | 限られた医療資源の中で医療サービスを提供するにあたって、患者さんや家族の希望を傾聴しつつ私だったらどのようにして欲しいか、私の家族だったらどうするかといったことも考慮し、最善と考えられる道を選択するようにしています。 |
氏名 | 池田 真由美 | |
職名 | 第1神経科医長 | |
専門 | 精神科一般 | |
資格 | 精神保健指定医、日本医師会認定産業医 | |
医療に対する理念・方針 | 患者様に寄り添った診療を心掛けています。気軽にご相談ください。 |
〇臨床心理士
- 芹山 尚子
- 小林 信周
- 荒井 宏文
- 深瀬 亜矢
〇精神保健福祉士
- 善端 恭子
- 柴田 剛史
〇看護師
運営体制のイメージ図
お問い合わせ
相談時間 平日 9:00~16:00(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除く)
TEL:0763-62-1950 FAX:0763-62-1810
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